太刀洗平和記念飛行場に行って来ました。
どうも管理人です。
管理人が勤めている会社もGWに入り、
今日は以前から行ってみたかった
福岡県にあります太刀洗記念館という所に行ってきました。
こちらは第2次世界大戦中に陸軍の飛行場になっていた場所です。
そしていきなりのメインディッシュですが・・
というのも、写真撮ろうとしたら
緑のゼロ戦以外の展示物は国家機密なので
映しちゃダメだっていわれましたw
というわけで、
三菱 A6M3 零式艦上戦闘機(略して零戦)32型です。
空母搭載可能です。
こちらの機体ですが、
生産数自体がかなり少なく、ゼロ戦のシリーズを通しては1万400~700機が生産されているのですが、32型はわずか343機・・。
21型の改良版として大いに期待をされていたのですが、
エンジン不調が多く、また、継続距離も縮小されていたので
実戦配備は余りされなかった様です。
こちらの機体はマーシャル諸島のジャングルで発見され、
奇跡的に外装がほぼ無傷の状態だった様です。
今や、世界に現存するのはこちらの記念館にあるこの一機のみです。
こちらが伝家の宝刀、20ミリ機銃です。
32型では弾数が60→100発まで増やされました。
零戦21型から搭載され、当時は日本の戦闘機には主砲が装着されていると
恐れられたそうです。
↑ピトー管です。用はスピード測定用のセンサーです。
最初自分はこれを知るまで何か解らず、これが機銃なんだと思ってました。
ピトー管は現在の航空機でも使われています。
↑コクピットのパネルです。
沢山あってこれをパイロットは瞬時に把握しないといけません。
しかも敵と戦いながら・・大変ですね・・。
格納式の車輪です。格納が出来る構造が故に、格納出来なかったり、
着陸時に足が片方出なかったりと故障が付き物です。足が出なかった場合は命に関わります。
プロペラです。中にエンジンが入ってます。
そしてゼロ戦のエンジン、栄二一型です。スーパーチャージャー搭載!!
21型に乗っている栄一二型よりもさらに馬力が上がっています。
正面から。今から70年も前に良くこんな複雑なエンジンが作れたなと感心させられます。
尾翼です。
Y2-128というのは識別記号です。
コクピットです。
無線アンテナです。(といっても感度が悪く、使い物になりません。)
スライド式(手動)扉
機銃の照準です。
ラジエーターのダクトです。
マフラーです。
おみやげ(自分用)に震電のマウスパッドと零戦のキーホルダーを買ってきましたw
他にもお見せしたいような模型などの展示物も有りましたが、
撮影禁止ということで。。
気になる方は是非一度行かれてみる価値はあると思います。
※地震被災地への支援についてですが、
世間ではGWに入っていて、ボランティアを希望する方々が殺到し、
要望人数を大きく上回り、せっかく来たのに出来ないという状況です。
未だ、がけ崩れ、土砂崩れ、建築物の崩壊への安全性が確保出来ていない事から、
積極的なボランティア募集が出来ない状態です。
私も行きたくてウズウズしているのですが、今行っても迷惑をかけるばかりですので
本当に人が必要になるタイミングを待って、待ってエネルギーを貯めてから
出動したいと思います。
現地の事は1日たりとも忘れていませんので、支援どうしたん?と思われている方
安心してください。